スタート地点 ハノイ

前のラオス 戦争の爪あとにも書いている通り、僕のベトナム入国は、新しい国やってきたという意気込み以上に最悪の状態だった。

ベトナム社会主義共和国。

この国名を、聞いて何のイメージを持つだろう。

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戦争、食べ物、観光、どうでしょう。

そう、水曜どうでしょうなのである。この国でどうでしょう班は、レギュラーシリーズを一度ピリオドした。ぜひ、行かねば。

と思い、訪れたものの体調不良でのっけから、つまずいていた。
何とか、ベトナムのものすごく一般的な麺料理 フォーで体調を取り戻し元気なって、僕は、ベトナム市内の観光とともに、カブ探しを始めた。

ただ、これが思った以上に難しかった。勿論カブね。
まず、どうでしょう班がしたようなレンタルカブは、基本的に無い。そして、国内免許も必要。(免許のほうは、何とでもなると思うが)
レンタルが無い以上は、買うしかない。これが、高かった。なんと、4万円以上する。
僕のような、貧乏旅行者にとって、4万円とはつらすぎる。3日悩みとおした結果、購入せず、バスで縦断することを決意した。
今思えば、かっときゃよかった。しまったー

その後は、この国の独立記念日まで観光をしてみました。この独立記念日、9月1日。ベトナム戦争終結日。
幼いころの記憶しかない、歴史の教科書でしか知らない、ベトナム戦争。
一般的に、米ソ時代、ソ連からの物資、アメリカからの援助、この代理戦争によって、ベトナムの地は南北に分断し、戦争状態にあった。
その北ベトナムの首都ハノイ。だからなのかもしれない、この町は、この国の中でも社会主義の色合いが強い。
町をカブに跨り、クラクションを鳴らし続けながら颯爽と駆け抜ける、おっさんの頭には社会主義特有の軍鉄ヘルが被られているし、話をすると俺たちは、アメリカを打ち負かしたシステムを持っていると自慢される。
また、ベトナムの国は、偉大なる指導者ホーチミンを敬愛している。(本当にこういう風に言ってた)
そのホーチミンさんが眠る霊廟に地元の人間に混じって、独立記念日に参拝してきてみた。
朝の8時半ころにホテルを出てみたものの、9時ころ着いたとき、すでに数えられないくらいの人々が長―――い行列をなしている。気温は、9時ですでに28度まだまだ上がる。
ちょっと、うんざりしながら列に並び、警備に当たっている警察官に尋ねてみる、何時間くらいで入れる?その答えは、

早くても、4,5時間はかかるなー

ゲンナリ、そして、横にいたフランス人が騒ぎ出す。早く入りたい俺はジャーナリストだ。
そして、話を持ちかけられた。

君は、カメラを持っているから、俺の同行カメラマンの振りをしてくれ。それで、報道用から入ろう。

願っても無いお話が舞い込んで来た。即答で協力を約束し、フラーンというフレンチと一緒に報道用ゲートを探し始めた。
しかし、一向に着かずたらい回し。一時間は、経ってころに建物の外周を一周して、最初に聞いた場所に戻ったところに、報道用ゲート見付ける。
なにやら、このジャーナリストはアポを採っていなかった様子で、ヒト悶着があったもののどうにか通過することができた。

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その後は、スムーズで厳格な警備をされていて、一般客はきちんと2列縦隊に並ばされているのに、僕は悠々と写真をとりまわり、敷地内を自由に歩き回り、霊廟にもスルーパスで入場した。
ちょっと、ヒトと違う感じがして優越感に浸りながら、ホーチミンさんのミイラ?遺体に手をあわせて、退場。
しかし、霊廟の中は、外の暑さとは無縁の霊気が流れ、喧騒の街の中心なのに静穏しかなく、まさしく聖なる場所として崇めていることを目の当たりにしました。

次は、ベトナムといえばこれ。

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人力車 シクロ
これ、世界に数多ある人力車の中でもスリル満点!
なせなら、普通後ろの荷台に乗るのが主流。まぁ、安全面から考えてもそらそうだろうと思うだけど、これは違う!!
前に乗っけるのだ。車もカブも自転車もヒトも牛も向かって来るけど、お構いなし。しかも、追い越しのため対向車線を走ることも何のその。そんなこと気にしてたら、この国でシクロマンはやっていけない。
頑健な体力にものいわし、ぐいぐい進む。そのおかげで、街中でジェットコースター気分を味わえるのだ。スリル満点、楽しい乗り物だ。たまに追突して、されて投げ出されそうになるけどね。

そんなシクロに乗って、僕は、ハノイ名物水上人形劇という、由緒正しい伝統芸能の鑑賞に行ってみた。
世界的に評価され、日本での公園もしたことがあるそうだけど、お値段は200円くらい。
舞台は、プールでその水上を人形が見事に踊り、回る。なかなかコミカルで、表情豊かに踊りまわる人形がすばらしい。

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伴奏も生演奏に、ベトナム語のナレーション。何のこっちゃさっぱりわかんないけど、なんとなくストーリが読めるのが楽しい。
しかし、水上をどうやって、あんなにも見事に滑らからに操ることができるのだろう?
あれも、残すべき技のひとつと感動しつつ、アレっていう、落ちもあって楽しい時間でした。
絶対見るものじゃないけど、おもしろいから来たさいに。

ハノイの今は、ヒト、自転車、カブ、車が入り乱れている状態にある。
どうでしょう班が疾走したときよりも、車の量が増えていた。ここ数年でも、どんどん変化しているといっていた。
その分、どこの国でも貧富の差は激しくなる。路上に寝転がるものもいれば、豪邸に住み、高級車を転がす人間もいる。
格差社会どころじゃないものが世界の標準、日本の自分の不幸じゃない生活にいまさらながら感謝した。
けど、この国でも、日本でも、それなりに楽しめる。

その証拠がこれだ。この国の、庶民層の価格で食べられる。

日本の外食、ファミレス感覚で使えるお店でこういうものがある。
やっぱり、ベトナムは日本の味覚に似ていると思うし、その感覚も同様だと思う。食べることがすきなんだ。だから、フランス料理も、周辺の国もどんどん吸収していく。だから、おいしくなる。
この国民性は、日本に共通しているなー。

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ベトナム、ハノイ周辺には、世界遺産の風景、ベトナムの有田焼的存在のバチャン焼き等がある。
この国は、見てよし、買ってよし、食べてよし。三拍子揃うおいしく楽しい国だ。

これから、どうでしょうの歩んだ道をカブじゃなく、バスでなぞっていくが、その風、匂い、暑さ、危険を感じてこう。

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この記事へのコメント

akiko
2008年01月26日 20:53
おもしろいなあ。おもわず声をあげて笑ってしまった。
山桜
2008年01月26日 22:16
ベトナムの旅~待ってたよ。
おいしい食のであいはいつまでも感動を残してくれるね。
拓也
2008年01月27日 09:48
ベトナムの人はハングリー精神があるね。
ホーチミンさんの偉業がベトナムの誇りなんだろうか…?ホーチミンの偉業って何かわからんけど…(>_<)
ベトナム料理は一回食べてみたいなぁ。おいしそう。日本でもベトナム料理店探してみよう。

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